立ち上がって鏡の中のやつを見るんだ
そして彼に今日を変える術を問うんだ
とイヤホンでマイケル・ジャクソンが言っているけれど、あいにく僕の家には鏡がないので、それができないわけなんだが……。
まぁよろしくて。
おはよう
僕は完全にイノセントということが分かったので、打擲されるいわれはないはずなのだが、うん……瓶を投げられ……ということは何かしら罪(直接の行為でないよ)があるのだろうかな……。
『世界の終わり』が流れている。
ちょっと緩やかに だいぶ柔らかに
かなり確実に 違ってゆくだろ
崩れていくのが 分かってたんだろ
どこか変だなと 思ってたんだろ
人との終わりを匂いで嗅ぎつける
ああ この人はあと何日 何ヶ月……
だいたいその通りになる。
猫の夜は長い。
熊の冬眠は早い。
蛙の春はもうすぐだ。
みんな消えちまったけど
諦めの悪い僕に𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮を