ライ麦畑で逃げますので悪しからず

猫と寝転ぶわ。昨日のこと忘れるからさ、今だけあるよ。

コンクリートの向こう側へ笑う時ってなんて打つんだろう。 あはは。沈む。

はっきりしたことは言えないけれど、泣き腫らしたって、悲しくないって言い張ってるんだ。

あなたの身体が無くなっても、私はいるので、心配しないでね。あなたが心をなくしたときに、そう決意していたから、今でも生きていて。

追っかけようって思ったと、思う?

どう?思ったかな。

あたり。追っかけようって、3か月くらい考えてた。でもさ、しがらみがあって。

生への執着ってないよ。あーあ、いいよ。死んでもいいよ。ってなんだろう。諦めみたいだ。3度あって。別に、もう、3回転生している訳だし、いいんだなって。

言葉が先にあってさ、ひとはその後で出てくるの。感情より、言葉がさきにある。言葉にしたら、それが、嬉しい、かなしい、そうなるんだよ。

さて、私は可哀想でしょうか。幸せになりたいでしょうか。

ね。言葉が出てこない。ってことは、私ももういないのね。あなたもいないし、私もいないし、もうここには誰もいない。ただ、あそびたい。眠るように。

それだけ。

生まれ変わって……とかって、ね。思います。

コンクリートの向こう側へ、コンクリートの向こう側へ、向こう側へ沈む。向こう側へ沈む。

笑う時ってなんて打つんだろう。

あはは。沈む。