昨日見た夢が今日見た現実だったら、月の逃避行に私は追いつけるだろうか？星の点滅が、あっ、と何億年ぶり消滅したことを、私がググッても分からないらしいことに幻滅できるだろうか？いや、もうその生き物は死んでるのよ、と、彼女たちが言ったように、私が取り囲まれて、嫌がらせを受けたりした、あの日に3階から飛び降りたのに花壇に落ちて、脚の骨を折っただけなのは、不幸でしたか？君と恋するのは、私のエゴでしょうか、それとも、私の鈍い時計の音が、もうすぐ止まるということを意味しているのかな。大好き！
今日も中央線に飛び込んで怒号をあびさせられた。埼京線に飛び込んだら、死体の上にゲロ吐かれた、そんな私のことを忘れたあなたたちへ。こんな讃歌をおくります。
唇を天井に括りつけた縄の丸にはんで。今日はダークな口紅でなく、オレンジ色の口紅なら、良いでしょうって。可哀想。私は可哀想。私ってとても可哀想。なんでこんなに死ねないの。
縄に首突っ込んだら、非定型の首吊りにしなさいって、神様に言われて、みんな……私本当はクスリで死にたいの。
眠れる音が聞きたい、もう起きなくていいように、みんな死んで。とにかく、もう誰も起こさないで。綺麗なシーツに寝かせて。お見舞いも来ないで。ひとりで死なせて。恥じらいもなく、チューブを色んなところに入れられて、拘束具つけられた。
気持ちよかった。思い出して安心した。
ねえねえねえ、聞いて、カラスの死体を見た時、私がどうしたって聞いて。
「どうしたの？」
「土に埋めて埋葬してあげた」(本当は地球儀みたいに蹴っ飛ばした)
「えらいわ」
ありがとう！(あんた嫌い死ね)
ぐぐぐ、うわぁ、辛い、辛い、辛い
辛い死にたい辛いコンクリートに間違って埋め込まれたい、3000年先で、発掘されて、謎の生命体になる。から。私の価値は高い。何億ドルするだろう。ツタンカーメンより高いかもしれないから、コンクリートで埋めてよ。私をコンクリートで埋めてよ。生首殺人事件にして、なぶり殺しにしてから、誰もいない場所にほうちしてください。
できれば、ラボナちょうだい、たくさん。優しいセンセイ。私の本当の、本当の、本当の、望みを分かってくれるお医者さん。だからあなたはラボナ出して、その後もイソミタール出してくれたのよね。それで腕の傷も写真で撮って私の遺影にしようとしてくれたのよね。ありがとうありがとうありがとうありがとうありがとうありがとう死ねなくてごめんなさいせんせ
