心音がドキドキして、息も苦しいから、サイレース飲みました。おまじないは、すぐにきくから。大丈夫。大丈夫のあとは、読点でなくて、句点にする。大丈夫。と。わたしは大丈夫。友人?つくるもの、分かち合える経験もない、新しい友人、として。そう、分からないね。私の周りには、ずっと前に紡いだ糸が1本あるのを、大切にして、それだけ。凍えるのを、体を寄せあって、寒さをこらえて、孤独にこらえて、いる。
誰もいない、彼方のばしょで、誰とも合わず、伏してばかり、います。
「あなたは、どう? 」
「あなた? わたしってだれ?」
ごめんなさい、見知らぬ人。寂しくて話しかけました。私はあなたとしらないひとです。
こんな空白の思いは、どうしてる?
みんなは、どうしてる? 誰とも、分かり合えない、誰にも話しかけられない、こんな空白な思い。
私は、話しかけられない。
「話しかけていいよ」
「.....」
「電話かけていいよ」
「.....」
「どうしたの」
「ごめんなさい」(甘えるのが、怖い。でしょう?他人、わからない。境界線、分からない。踏み越えては行けないライン、分からない。だから1歩も前に進めない)
押し入ってきて欲しい、強引に──しなだれかかってきたらいいのに、そうしたら、圧死することができて、嬉しい。
毎日、伏せっているのなら、どうせ、伏せっているのなら、おし潰されたい。でしょう?
ちかごろは、音も文字も映像も、辛くて、どこにもいけない。寒さも、いけない。起き上がるとき、ああ、トイレにいかなきゃ。だけ。
唯一嬉しいのは、太陽が雲間から、現れて、照らしてくれるとき。もしかしたら、わたしは植物なのかもしれない。太陽の日差しが、嬉しくて嬉しくて、泣いてしまう。涙が止まらなくて、誤魔化そうって、2本目の煙草に火をつける。
私が涙を流すときには、いつも、傍らに花が咲いていて、そっと、ふれてみる。動物では無い、よろこびの色。彼におどおどしながら、その写真を送る、こともある。
嬉しいこと、って、それくらい、だから、せめてそれだけ、でも、と。
もちろん そこにも 踏み出せない 1歩もあるから、わたしとはなんなのだろうね、と思って生きている日々、続くのかな。
翼をください、翼をください、翼をくださいって、私は伏せているから、こんなところにいたくなくて、天国へ飛んでいきたい。翼をください、翼が欲しい。
大空に、大空に、大空に、天国に、天国に、天国に。かなしみのない 自由な空へ 翼はためかせ ゆきたいよ。かなしみのない自由な空へ翼はためかせ ゆきたい
こんな苦しい効かない薬ばかり転がっているけど、声もないのに、何を信じればいいの?
こんな思いじゃどこにも居場所なんてない、私を静寂から救い出して。時間が痛みを加速させていくばかりなの こんな思いじゃどこにも居場所なんてない。 I don't belong here.